A.剣菱の商品は、もともと無色透明ではありません。
お米本来の味を大切にしているため、剣菱の商品は一般的な日本酒に比べると黄金色をしています。日本酒は無色透明なものと思われがちですが、剣菱に限らずどんな日本酒も新酒のときにはやや緑がかった黄色みを帯びており、それを貯蔵・熟成することで薄い紅茶のような色に、さらにろ過することで透明へと色が変わっていきます。
ろ過で使う炭の量が多ければ多いほどお酒は透明に近づきますが、色と一緒にお米の旨みも抜けてしまうため、剣菱ではあえて炭の量を少なくしています。
色が残っているのは、いわば味がしっかり残っている証でもあります。